2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震のあの日から、半年という月日が流れました。
もう半年。まだ半年。人それぞれ捉え方は異なるものでしょう。
時間が流れていく中で、TVでの取り扱いも少なくなってきており、東北から少し距離のある近畿地方で生活する私たちの中では、薄れていってしまっているかもしれません。
そんな中、私担当Oは縁あって、『おやつ大作戦』というボランティア活動を知る事が出来ました。
このボランティアの発起人は、竹下 宏太郎 氏です。この方は、米米CLUBのダンサーであり、役者としては演劇ユニット・パイパーでも活動中。近年は、ソロでの俳優業以外にも、舞台の脚本・演出・振付なども手掛けていらっしゃる方です。
宏太郎さんは、ある日被災地の映像を目にしました。その中には「これがあると子供達が喜ぶんだよ。これが今ないんだよ。」と、救援物資のお菓子を手にして話す高齢の方の姿がありました。
また、たくさんの寄付金や義援金や救援物資を募る窓口が存在する中、それらのお金や物がどこまできちんと届いてるのか、はっきりとはわからない現実。
そんな気持ちの中から、宏太郎さんが考えたこの『おやつ大作戦』は始まりました。
時間の流れとともに、今では「おやつ」が手に入らないところはないでしょう。ゆえに、『おやつ大作戦』は「おやつ」を渡すだけのものではないのです。
現在、福島県内の幼稚園では放射線の問題により、屋外で遊べない状況が続いています。そんな幼稚園に、宏太郎さんが出向き、プロの振付師・ダンサーである技を駆使し、子供たちと室内で思いっきり踊り、遊び、元気な笑顔を満開にしてくるという活動です。このボランティアでは、一口500円の募金を募るとともに、協賛品として集めたおやつやおもちゃを詰め込んだ「宝袋」を、めいいっぱい遊んだ後に1人1人の子供に手渡しています。
エクチュアでは、この活動に賛同し、ほんのわずかなお手伝いではありますが、幼稚園に出向かれる際に、お菓子を協賛させていただいております。
幼稚園から幼稚園へ、数珠つなぎ方式で、すでに数か所の幼稚園をまわられています。被災地の報道は減っていますが、この活動はまだまだ長く続けていかれるそうです。私たちも、できる限りのお手伝いができれば。。。と考えております。
また、このブログをご覧になり、同業者様でお菓子を協賛いただけるメーカー様などございましたら、ご一報いただければ幸いです。
なお、活動内容は竹下宏太郎 氏のブログにも記載されております。現在は、既存のブログ内に随時、活動内容報告という形をとられているので、多少わかりづらいかと思いますが、近日中にブログ自体がリニューアルされるようです。現在は→→→http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=KOUTAROO をご参照ください。