こんにちは。
二代目ショコラティエの植松真央です。
今日は、先月に引き続き、現在エクチュアオンラインショップで販売している期間限定アイテム
「プレミアムエクチュアホリックBOX」について、ご紹介します。
この商品は、過去2年にわたり、秋から春にかけてオンラインショップで販売しているアイテムです。
今年は、エクチュアを代表するスタッフが愛したチョコレート、チョコレート菓子をテーマに
各回ご用意しました。
10月11月お届けの回は、私が過去にバレンタインで販売した中でもう一度食べたいと強く願う味の
チョコレートと、愛してやまないチョコレート菓子をご用意しています。
・プラリネ3種(テキーラレモン/クリームチーズペッパー/チーズラズベリー)
・スティックケーキ(紅茶)
・ティグレ2種(プレーン/マロン)
・マカロン3種(ストロベリー/ブルーベリー/フランボワーズ)
今日は、先月に引き続き、残りの2種類のチョコレート菓子をご紹介します。
- ①マカロン
マカロンはフランスの様々な地方で昔から作られていたお菓子で、マカロンの形や味も様々です。
その中でも、私たちがよく目にするカラフルで間にクリームが挟まったマカロンは、パリで誕生した
「マカロン・パリジャン」と言われるものです。
私がフランスで訪れた多くのパティスリーでも、マカロン・パリジャンがショーケースを
華やかに彩っていました。
私は、そのカラフルな見た目に加え、甘さと独特の食感が好きで、ヨーロッパ滞在中はよく
買っていました。
こちらはフランス・トゥールのマカロン専門店「Patrick Migeon」
また、私はベルギーでの修行中に、マカロン・パリジャンを作っていました。
製造中に指導された時のことをよく覚えており、特に思い入れのあるお菓子です。
エクチュアに戻ってきてからは、一度だけ期間限定で販売したあとは、スタッフ向けに
作っただけだったので、くすぶった気持ちが溜まっていました。
ようやく日の目を見ることになり、大変うれしく思います。
(左から、ストロベリー/ブルーベリー/フランボワーズ)
マカロンは、生地の材料や配合はとてもシンプルですが、作るのが難しいお菓子です。
混ぜ合わせ・絞る量と大きさ・焼成の温度やタイミングなど、焼き上がりには技術と見極めの
結果が顕著に表れるので、作り甲斐があることが魅力です。
中に挟むクリームは、アングレーズ(卵黄と牛乳を合わせたもの)をベースにフルーツや
チョコレートを合わせたクリーム、ジャム、キャラメルなど様々で、それが各店の特徴となります。
私はショコラティエなので、ガナッシュを選びました。
そして、私は昔からベリー系のフルーツが好きなので、味はベリー系で揃えました。
とてもシンプルな理由ですが、今回ご用意したマカロンは、私の好きなものを是非食べてほしい!という想いが詰まっています。
- ②ティグレ
チョコチップが入った見た目がトラの模様に見えることから、フランス語でトラを意味する
「Tigre(ティグレ)」と名付けられたお菓子です。
チョコレートを使用した焼き菓子はフィナンシェやサブレなど色々ありますが、ティグレは
焼き上がりの生地の中心にガナッシュを絞り、菓子全体にチョコレートを使っているので、
チョコホリックな方にお勧めの焼き菓子です。
私は焼き菓子の中ではティグレが一番好きです。
しかし、ヨーロッパでも日本でも、意外と販売しているお店が少なくて、なかなか食べることが
出来ません。それなら作ってしまおうと思ったのが始まりです。
(左から、マロン/プレーン)
プレーンは、生地にチョコチップを入れ、中心にはビターチョコがベースのガナッシュクリームを
絞りました。チョコチップとガナッシュクリームの食感もお楽しみいただけます。
マロンは、生地にマロンペーストと刻んだ栗を練り込みました。
センターもマロンを使ったホワイトチョコガナッシュクリームです。
刻み栗が入った生地はプレーンより柔らかく仕上げているので、ガナッシュクリームも生地に
合わせて柔らかくしました。
2種類のティグレで、食感の違いも楽しんでいただけたらと思います。
今日ご紹介したこちらのアイテムは、今月末までの販売となっています。
気になった方は、是非オンラインショップ「季節限定」のページをご覧ください。
そして!
来月はまた別のプレミアムエクチュアホリックBOXが登場しますので、そちらも見逃せませんよ。
是非チェックしてみてくださいね。
それではまた。