みなさん、こんにちは。
前回よりお届けしております、ブラジルの様子ですが、今回はその2となります。
アマゾンの食材や気候を感じたその後は、いよいよ今回の最大の目的であるカカオ農園がある地を目指します。
ブラジルの国内線で、マナウスを飛び立ちベレンという街へ。
さて、そこから小さな車に乗り換えて、舗装されていない赤土の道を走ること4時間と少し。
距離にして、約230km。
車窓を流れる景色がみるみるかわっていきます。
途中で、車でフェリーに乗ります~!と案内されて乗り込んだのは、小さな渡し船といったもので、ほんとにすぐ先の岸に車を渡すだけなので、実質5分あるかないかといった乗船時間でした。
さて、そんな道中をすごし、ようやくたどりついた目的地がトメアスーでした。この街は、日本人移民の人たちによって開拓された街で、今も数多くの日系人の家族が暮らしておられます。
まずは、移民資料館で移住者の方々の歴史を少し勉強させていただいたり、日本人学校を訪問させていただきました。夏には、広いグラウンドで大きな盆踊り大会なども開催されるそうです。
また、今では大学までできているそうで、ブラジルでもさらに質のいい教育を受けられるようにとみなさん奮闘努力されているそうです。
そして、まずはカカオ豆やその他の作物の製品を備蓄している農協の備蓄庫などを見せていただきました。
その施設の中では、カカオ豆以外にも育てられている南国フルーツの種などから油分を搾り取る作業なども行われいたのも運よく見せていただけました。その油は、化粧品会社などに売られていくそうです。
その後は、その近くにあるジュース工場へ見学にお邪魔しました。
こちらでは、カカオを育てている農園で同じく育てている果物をジュースにしています。
これ写真がぼけちゃっていますが、何かわかりますか??
大き目のサクランボ???
いえいえ、なんとアセロラです。
他にも、この時運ばれてきた果物で「クプアス」という種類がありました。
ここに着くまでに、ジュースになったものは飲んだのですが、現物にごたいめ~~~~ん!!となりました。
味は・・・見た目とは反して?少し青臭いパイナップルといったところでしょうか。
カカオ豆とは親戚のような果物ですと説明されて、「???」と思ったのですが、その場で割ってみせてくださいました。
なるほど。たしかに、少し似ています。
そして、様々なフルーツの完成品のジュースはとても大きな冷凍庫に保管されます。
さて、いよいよ明日は待望のカカオ農園の見学です。
が、その2はこのへんまでとさせていただきます。
続きは、その3にて。お楽しみに(/・ω・)/